時空旅行者の砂時計
創元推理文庫・約 380 ページ
瀕死の妻を救うため、約 60 年前へ飛んだ男が一族の惨劇に挑む本格ミステリ。
時間を越える仕掛けと、絵画に見立てた不可能殺人が真っ向から組み合う。
腰を据えて謎と向き合いたい夜に。
この本について
加茂は瀕死の妻を救うため、約 60 年前へタイムトラベルする。妻の祖先である竜泉家を襲った惨劇の真相を突き止め、食い止めなければならないからだ。別荘で待つのは、絵画『キマイラ』に見立てたような不可能殺人の連続。過去を変えるための推理という重さが、謎解きに切実さを添える。