武器としての「資本論」
東洋経済新報社・約 290 ページ
『資本論』の要となる概念を手がかりに、格差が生まれる仕組みを読み解く本。
古典の解説ではなく、いまの暮らしを照らす道具として使う切り口が鋭い。
働き方に疲れて考えこむ夜に。
この本について
なぜ格差は広がり、自己啓発では救われないのか。著者は『資本論』の全体ではなく、商品、包摂、剰余価値、本源的蓄積、階級闘争といった要の概念に絞り、それが現在の社会をどう説明するかを確かめていく。資本主義を自分の内側に取り込んだ生き方から抜け出すための考え方を探る。