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利休にたずねよ

PHP文芸文庫・約 540 ページ

切腹の日から時をさかのぼりながら、ひとりの茶人の美意識の源をたどっていく。

章ごとに語り手が替わり、謎めいた人物像が少しずつほどけていく構成が見事。

お茶を一杯いれた夜に。

この本について

秀吉に切腹を命じられた千利休の最期の朝から、物語は時をさかのぼっていく。秀吉や弟子、妻と、章ごとに語り手を替えながら、天下一の茶頭の美意識の源をたどる。利休が肌身離さず持つ緑釉の香合には、若き日のある恋が秘められていた。茶の湯の静けさの奥に、激しい情念が燃えている。

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