風神雷神上
PHP文芸文庫・約 450 ページ
京都の研究員がマカオで、俵屋宗達の名が記された古文書と出会う話。
一枚の屏風を軸に、海を越えた少年使節と絵師の時代へと想像が広がっていく。
遠い国の地図を眺めたくなる夜に。
この本について
京都国立博物館の研究員・望月彩の前に、マカオ博物館の学芸員を名乗る男が現れる。招かれた先で彩が見たのは、風神雷神を描いた西洋の絵と、天正遣欧少年使節の原マルティノが署名した古文書だった。そこには宗達の名が記されていた。名画を軸に、時代と海を越えて謎をたどる歴史アートの冒険譚。