夜と霧
みすず書房・約 170 ページ
強制収容所に送られた精神科医が、極限の中で人の心がどう動いたかを、内側から記録する。
絶望の淵でも失われない人間の尊厳が、静かな言葉で語られる。
生きる意味を考える夜に。
この本について
ウィーンの精神科医フランクルは、ユダヤ人であるがゆえに強制収容所へ送られた。到着直後の衝撃、感情が麻痺していく日々、そして解放のとき。被収容者の心の動きを、一人の心理学者として冷静に見つめ、書きとめていく。すべてを奪われてもなお、人に残される最後の自由とは何かが、静かに問われる。