21世紀の資本
みすず書房・約 100 ページ
18 世紀からのデータをたどり、富と所得の格差がどう動いてきたかを解く経済書。
膨大な数字が一本の筋にまとまっていく手応えが、じわじわ効いてくる。
腰を据えて大著に挑む夜に。
この本について
格差は長い時間の中でどう変わり、資本はどう蓄えられ配られてきたのか。著者は 18 世紀までさかのぼる比較可能なデータと理論で、この問いを確かめていく。資本の収益率が経済成長率を上回るという仕組みや、富裕国で広がった所得の集中が示される。お金と数字の歴史に向き合う意味が、読後に残る。