資本主義だけ残った
みすず書房・約 50 ページ
米国型と中国型、二つの資本主義が世界を覆う今を、理論とデータで読み解く本。
格差の原因を個人ではなく仕組みに見る視点が、静かに考えを揺さぶる。
世界の行方を考えてしまう夜に。
この本について
経済統計に通じた著者が、資本主義だけが残った世界を見渡す。米国に代表されるリベラル能力資本主義と、中国に代表される政治的資本主義。理論と歴史とデータを重ね、格差はシステムから生まれると論じる。二つの体制がどう影響し合い、これからの数十年を形づくるのかという問いが残る。