ストーナー
作品社・約 340 ページ
ひとりの男が大学に進み、やがて教師となって生きていく姿を描いた小説。
静かな悲しみが寄せ続ける中、ふいに訪れる幸せの時間がまぶしく光る。
一人で灯りを落とした夜に。
この本について
主人公ストーナーは大学に進み、教師になる。物語はそれだけの道のりを、巧みな語りと美しい文体で追っていく。どのページにも暗い影がかすかに差し、彼がどうするのかと気をもみながら読み進めることになるが、喜びや情熱の時間も訪れ、彼はそれをぎこちなく大切に抱く。読み終えると、静かな共感が胸に満ちる。
