赤の自伝
書肆侃侃房・約 260 ページ
古代ギリシアの神話の怪物と英雄を、赤い翼を持つ少年と年上の青年の物語として、詩で語り直す。
詩と小説のあいだの形で、孤独と恋の痛みが、短い行の連なりから立ち上がる。
一行ずつ、ゆっくり読む夜に。
この本について
赤い翼を持って生まれた少年ゲリュオンは、兄の暴力に耐えながら、写真を撮り、自伝を書いて育つ。やがて出会った年上の青年ヘラクレスに恋をし、深く傷つく。古代ギリシアの詩人が描いた怪物と英雄の神話を、現代の少年の孤独と恋の物語として、詩と小説を合わせた形で語り直した作品。短い行のあいだから、痛みと美しさが立ちのぼる。
